花王が開発!短時間で正確に内臓脂肪を測定できる技術

2015.07.11
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溜まりすぎると、さまざまな病気の原因になりうる内臓脂肪。あなたは、自分の内臓脂肪がどのくらいあるか、知っていますか?
花王は、お腹にベルトを巻くだけで、正確に内臓脂肪面積を測定できる技術を、大阪大学医学部、パナソニックと共同開発しました。これまでX線を使うCTスキャンでしか測定できなかった内臓脂肪が、安全かつ手軽に測定できるようになったのです。

たった2~3分で、内臓脂肪を正確に測定できます

花王は、体脂肪が気になる人への特定保健用食品「ヘルシア」を開発する過程で膨大な臨床試験を行い、有効性の指標として、体重、体脂肪率、内臓脂肪などを測定してきました。 とりわけ内臓脂肪は重要な項目ですが、これまで正確に測定するにはX線CTスキャンのみしかできず、頻繁に変化をチェックすることができませんでした。
そこで、独自の技術「腹部生体インピーダンス法」を開発したのです。

この技術による測定器は医療機器として承認され、現在、健診センター、医療機関、研究機関などで広く利用されています。

内臓脂肪を早く、正確に測定する腹部生体インピーダンス法

腹部生体インピーダンス法

腹部生体インピーダンス法の原理図

腹部生体インピーダンス法の原理図

上部のような仕組みで、皮下脂肪と内臓脂肪を識別して測っています。
花王が開発した技術では、立ったままの状態でお腹を出し、ベルトを巻くだけで、腹囲と内臓脂肪を同時に測定できます。測定プロセス全体でも2~3分、巻いてからは数秒で測定できます。

内臓脂肪計で測定の様子

内臓脂肪計で測定の様子

「腹部生体インピーダンス法」による測定値は、X線CTスキャンによる測定値と高い相関性が確認されています。
この測定方法は、X線を使わないので被爆の心配がなく、年に何回でも測定ができます。食事や運動によって内臓脂肪が減っていく様子を追跡できるので、励みになってやる気にもつながります。このことからも「画期的な測定法」と注目されています。

花王の内臓脂肪測定における技術開発
内臓脂肪ラボ NAiBO