青森銀行のランチが花王の「スマート和食®」弁当に!職員たちの内臓脂肪の変化を追いました

2017.10.27
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2017年4月から3カ月にわたり、八戸市内の青森銀行13支店の職員50名に、花王の「スマート和食」プログラムを提供。内臓脂肪計測や食習慣への啓発教育を同時に行うことで、参加した職員の88%で内臓脂肪が低減しました。(写真は青森銀行八戸支店)
 

青森県と一丸となって「短命県」の返上をめざす青森銀行

青森県の平均寿命は、男女ともに全都道府県中47位(*1)。この残念な事態から脱却すべく、青森県は「健康あおもり21」を展開。自治体、医療、大学、企業などが一丸となって健康づくりに取り組み、「健康で長生きな青森県」の実現をめざしています。

青森銀行もその一つ。2014年に「あおぎん健康宣言」を策定し、人間ドックやがん検診の受診率向上、禁煙の増進、職員の健康意識の向上などに取り組んできました。職員の健康を重要な経営資源と位置づけているのに加え、青森県の健康増進の気運を高めることも地域のリーディングカンパニーとしての大切な使命であると考えているからです。

青森銀行は、健康増進に積極的な県内企業やその従業員向けの融資で金利を優遇するなどの施策も実施。これらの活動を重ねた結果、2017年2月には「健康経営優良法人」(大規模法人部門)の認定を受けました。

*1 出典:厚生労働省「都道府県別生命表」(平成22年)

 
▼関連記事:今そこにある内臓脂肪のリスクを青森県の皆さんに知ってほしい!そんな想いでセミナーを実施しました
 

青森銀行で花王の「スマート和食」プログラムがスタート!

銀行の職員は規則正しい食生活を送っていると思う方がいるかもしれません。しかし、銀行には少人数の事業所(支店)も多く、業務の性質上、全員が決まった時間帯に昼食をとるのは難しいことから、給食施設やサービスの導入が難しいのが現状です。

そのため、職員の昼食は不規則になりがちで、持参した弁当もしくはコンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入した弁当やパンなどを食べていました。そこで、健康的な食事を通して健康への意識の向上と健康づくりを行ってもらうために、八戸市内の青森銀行の13支店で花王の「スマート和食」プログラムを採用しました。

実は青森銀行がこのプログラムを採用するのは、2015年の弘前大学COIによる研究活動に続いて2度目。弘前市内の青森銀行の13支店の職員が参加した結果、約8割で内臓脂肪が減少し、約6割の血圧が改善した実績があり、職員にも好評だったことから、このたびの採用が決定したのです。
 

ただ食べるだけじゃない!測って、知って、食べながら学ぶ!

花王が提供する「スマート和食」プログラムは、「スマート和食」に基づいた食事をランチとして提供することが特長ですが、それだけではありません。参加者の皆さんはまず、プログラム開始時に内臓脂肪を測定します。初めて測る自分の内臓脂肪の数字に驚き、しっかりと「自分ごと化」した上で、「スマート和食」についてのセミナーを受講。食習慣の問題点などを知ってもらいます。

写真左/花王の独自技術に基づく内臓脂肪計で、内臓脂肪の正確な数値を測定
写真右/管理栄養士が「内臓脂肪をためないくらし方」と「内臓脂肪をためない食事」を説明

「スマート和食」に基づくランチの実物は、セミナーを終えるときに初めて登場します。「明日から届くこのお弁当で、どんな食べ方をしたらよいかを“食べて学んで”ください」と管理栄養士に激励された参加者の皆さんは、翌日から職場に配達される「スマート和食」弁当を3カ月間続けます。

そして、「スマート和食」弁当を食べると同時に、週に1度、セルフチェック票で食習慣などを確認。月に1度、管理栄養士からフィードバックを受けます。さらに、2カ月目と3カ月目に内臓脂肪を測定することで健康づくりへの意識を高めていくのです。

▼関連記事:自分のお腹についた内臓脂肪、正しく測定できていますか?
 

「質」が大切!花王の「スマート和食」弁当

参加者の皆さんに届けられる「スマート和食」弁当のカロリーは650kcal前後。花王が献立を監修し、地域の業者さんが製造・販売しています。献立は日替わりの上、“減量食”には見えないボリューム感があり、「これまで食べていた昼食より腹もちがよく、夕方までもった」という感想も寄せられています。

ある日の「スマート和食」弁当。十五穀ごはん、鶏肉の漬け焼き、すき昆布ソテー、揚げ茄子のみそかけ、オクラの香味和え、新キャベツの塩麹和えと彩り豊富。価格は500円(税込)、カロリーは658kcal

「スマート和食」は、花王の内臓脂肪研究に裏付けられた食事法。伝統的な日本型食生活の「しっかり食べても太りにくい」という代謝特性を、現代の食卓にスマートに応用したものです。食事の「量(カロリー)」だけでなく、食事の「質(栄養のバランス)」や「時間」にも着目することで、「量」をそれほど減らすことなく内臓脂肪を減らす食べ方を考案しました。

花王のいくつかの社員食堂では「スマート和食」に基づくランチが提供されており、食の楽しさや満足度を得ながら内臓脂肪が減るという成果を得ています。

▼関連記事:カロリーだけじゃない、「質」がポイント!~しっかり食べて太りにくい「スマート和食」~
 

3カ月後、なんと参加者の88%で内臓脂肪が低減!

3カ月にわたるプログラムが終了した後、参加者の皆さんの内臓脂肪や体重などを計測したところ、内臓脂肪は参加者の88%の方で低減し、平均値125㎠から113㎠へと12.4㎠減少。体重の平均値も75.9kgから74.7kgに減少していました。

3カ月にわたる「スマート和食」プログラム終了後、内臓脂肪、体重、腹囲ともに平均値が減少した

プログラムの後も終わらない、「スマート和食」の成果

前項のような結果が出たのは、参加者の皆さんが「スマート和食」弁当を参考に、朝食や夕食にも気を配って改善したからでもあります。

例えば、内臓脂肪が10㎠、体重も3kg減った女性からは「昼食以外にも気を遣い、内臓脂肪も体重も減りました」、単身生活をしている男性からは「『スマート和食』弁当がきっかけで、朝夕の食事にも変化が出ました。質と量を意識した結果、内臓脂肪と体重の減少につながりました」というコメントをいただいています。

自分の内臓脂肪を測り、セミナーを受講し、「スマート和食」の考え方に日々触れることで、食生活への意識が着実に変わり、実践する知恵も身につく。このような好循環を生むのが、「スマート和食」プログラムの本当の成果といえるのかもしれません。

健康経営の実践は職場・地域の「食」環境改善から!

※「スマート和食」は、花王株式会社の登録商標です
※記事作成協力:NGO健康都市活動支援機構(NGO Healthy City Support Organization)

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