「気持ちにからだがついてこない」のはなぜ?

2016.06.20
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
メールシェアボタン
お気に入りに入れる

子どもの運動会の保護者レース。いいところを見せるつもりが、足がもつれて転んでしまったお父さん。

このように、筋力や持久力は落ちていないのに、思うようにからだが動かないということはありませんか?

年齢の衰えが現れやすい、からだの動きを「調節する力」

「調節力」って何?

年齢とともに感じる、体力の衰え。体力は大きく「起動力」「持久力」「調節力」の3つに分類されています。
「調整力」とは、からだのバランスをとったり(バランス力)、さっと素早くからだを動かしたり(敏捷性)、正確に動いたり(巧緻性)、からだの動きを「調節する力」のこと。調節力が衰えると、つまずいたり、よろけたり、動きが雑になったりします。

行動体力(動く力)の3分類の図

出典『身体運動の生理学』(猪飼道夫編、杏林書院1973)

体力の中でも、
(1)調節力
(2)起動力
(3)持続力
の順で衰え方の変化が大きいといわれています。

加齢と体力の変化の図

出典『スポーツ医学研修ハンドブック 基本科目』
(日本体育協会指導者育成専門委員会スポーツドクター部会監修、文光堂 53-67 2005)

調節力の衰えを放っておくとどうなる?

調節力の衰えのサインの一つが「つまずき」。放っておくと、捻挫や骨折、そして寝たきりにつながってしまうことも!調節力の衰えを感じたら、早めの対策が肝心です。

調整力(バランス力)の低下度合い

出典:2005年スポーツ医学研修ハンドブック基本科目(文光堂53-67)
監修:日本体育協会指導者育成専門委員会スポーツドクター部門

“気持ちにからだがついてこない”のは、「神経から筋肉への指令の伝わり」低下が原因かも!?

転びそうになったときに、とっさに足を動かして反応する。素早くバランスを立て直す…。このように、思い通りにからだを動かすには、神経や筋肉、骨、関節などが連携して動くことが大切。どこか1つでも支障をきたすと、思い通りにからだを動かせません。

「あれ?」「おっとっと!」など、今までと同じように動いているつもりなのに、気持ちにからだがついてこない、なんてことも。

私たちのからだは、脳からの指令(信号)が神経を通って、筋肉に伝ってはじめて動きます。その伝わりが悪くなると、動きが悪くなり、つまずきによる転倒などを招く可能性が高まってしまうのです。思った通りの素早い動きにつなげるには、指令がきちんと伝わることが大切です。

からだを動かすために大切な「神経から筋肉への指令の伝わり(つたわり)」

神経や筋肉、骨と骨をつなぐ関節などが連携することで、はじめてからだは動く

簡単!毎日1分の「伝わり体操」、はじめよう!

年齢を重ねても思うようにからだを動かすためには、「神経から筋肉への指令の伝わり」を維持することが大切です。そこで、毎日たった1分ででき、健康維持にもつながる手軽な体操をご紹介します。

たくさんの方が楽しみながら続けている「伝わり体操」は、レベル1からレベル3まであり、座ったままでもOK!特にレベル1は、「ハードな運動は続かない」「簡単なストレッチくらいなら試してみたい」という方にぴったりです。

「伝わり体操」監修:京都学園大学 吉中康子教授

<レベル1>

*以下の説明では、より簡易な内容をご紹介しています
「伝わり体操」

レベル1の基本の動きを、速いテンポでチャレンジしてみましょう。スロージョギングの速さが目安です。

<レベル2>

慣れてきたら、難しい動きのレベル3にも挑戦してみましょう。

<レベル3>

さあ、今日から「伝わり体操」で、きびきび動けるカラダを取り戻しましょう!

*体操は無理のない範囲で行ってください。

関連タグ

シェア

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
メールシェアボタン