「寿命」と「健康に過ごせる期間」の差はなんと10年!

2016.06.20
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「健康寿命」をご存じですか?
人の助けを借りず、自分の力で歩くなど「健康的な生活を送れる期間」のことです。
実は、日本人の「健康寿命」は平均寿命より、男性で約9年、女性では約12年も短いのです。日本人の平均寿命は80歳以上と、世界でもトップクラス。しかし、人生最後の約10年間に、寝たきりになるなど、介護や支援を受けて暮らす方が多いといえます。

平均寿命と健康寿命の差

平均寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」
健康寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」厚生労働省「平成25年人口動態統計」
厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」総務省「平成25年推定人口」より算出し作図

「健康寿命」を縮める原因の第1位は、「ロコモ」

日本人が寝たきりや要支援・要介護になる原因の第1位は運動器の障害です。

要支援・要介護になった原因

平成23年厚生労働省国民生活基礎調査より作図

自由にからだを動かすために必要な運動器(神経、筋肉、骨、関節など)に障害が起こり、歩行や日常生活に支障をきたしている状態を「ロコモティブシンドローム(略称=ロコモ)」といいます。

「ロコモ」は、ある日突然になるものではありません。加齢に加え、運動不足や不健康な食事習慣など、若い頃からの生活習慣の積み重ねが影響します。

寝たきりになる可能性は女性の方が高い!?

「ピンピンコロリ」という言葉に象徴されるように、いつまでもピンピンと元気に過ごしたいというのは、多くの人が抱く願い。この「ピンピン」が表すような、人の助けを借りずにいきいきと健康的な生活を送れる期間のことを「健康寿命」と呼びます。

しかし、寿命と健康寿命がほぼ同じという人は、男性で1割程度。女性にはほとんどおらず、寝たきりになってしまう可能性が非常に高いといわれています。

自立度の変化パターンの図

出典:雑誌『科学』長寿時代の科学と社会の構想(秋山弘子、岩波書店、2010)

プラス10分の運動で、「いつまでも動けるからだ」づくり

「動きの衰え」対策には、よくからだを動かすこと。

厚生労働省では、1日10分多くからだを動かそうという「+10運動」を推奨しています。毎日10分プラスすることで、自立した生活が送れなくなる「ロコモ・認知症発症」を8.8%、「生活習慣病発症」を3.6%、「ガン発症」を3.2%、「死亡のリスク」を2.8%低下させる、というデータがあります。(e-Health Netより抜粋)

厚生労働省「アクティブガイドー健康づくりのための身体活動指針ー」より

からだを動かすといっても、スポーツや筋トレでなくても大丈夫。1日10分多くからだを動かすのがポイントです。目標は、1日に合計60分以上、65歳以上は40分以上。「歩く」「掃除する」という生活の活動も、10分に含めてOKです。

歩いて買い物に行く、10分多く、キビキビと掃除をする、庭の手入れをするなど、自分の生活に合った「+10運動」を取り入れてみましょう!

+10運動

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